部会長所信(2019)

知行合一
~思いを伝える 思いを繋げる~


第40代部会長 奥住 晃之


「平成」から新しい元号へ改元されます本年に、日本青年会議所保険部会創立40周年と云
う大きな節目を迎えます。昨年2018年「今年の漢字」が「災」に決まった事は、皆さまの記憶に
新しい事かと思います。北海道胆振東部地震 大阪府北部地震 西日本豪雨 台風24号
自然災害の脅威に多く方が自助共助の大切さを知った1年であったと思います。
我々保険部会メンバーの皆様におかれましても、保険の持つ社会的責任について改めて
感じ、被災者の方、お客様に対してご尽力された1年だったと思います。
2016年、改正保険業法が施行され、保険募集ルールは歴史的な転換を迎えました。
この事がもたらす変化は、最初は、小さな変化に感じられたかもしれません。
しかしその変化が、時間の経過と共に勢いを増し、10年後には、別世界となって感じられる程
大きな変化となって現れるかもしれません。物事は放射線状に加速して参ります。
AIの進化に伴い、金融とICT技術を組み合わせた「Fintech」が金融業界 保険業界を
今まさに大きく席捲しようといている事は言うまでもありません。
ダーウィンの進化論では「強い者が生き延びたのではなく、変化に適応したものが生き延びたの
だ。」と語られています。今日、激動の金融業界において、自分たちに求められている事は
ビジネスモデルの革新であり、過去に感謝しながらも、過去との決別なのではないでしょうか。

私は、東京都大田区蒲田にて、有限会社京浜保険センターの代表取締役として、保険代理店を
経営しております。専属代理店として、1948年に母方の祖父が保険代理店を創業しました。
金融ビッグバン以降、様々な販売チャネルの追随や募集人の高齢化といった要因に、毎年
売上を落とし、慢性的な赤字が続きました。2009年に3代目社長として、事業承継致しまし
た。20代で経営者になれた喜びと会社の立て直しと資金繰り、経営の難しさを感じました。
地域の保険代理店のM&Aに活路を見出し、9年間で売上を約3倍程度増やすことが出来、
何とか会社を立て直す事が出来ました。保険の仕事をして本当に良かったと感じております。

今年の保険部会のスローガンとして「知行合一」~思いを伝え思いを繋げる~を掲げております。
陽明学の命題であり 「行動を伴わない知識は、未完成である」 と云う意味が御座います。
保険部会40年という歴史は長く、決して1年として同じ年は無く、移り行く時の中で、
途切れる事無く、情熱を持って紡いでこられました。まさに歴代部会長をはじめとする先輩諸兄の
思いと情熱が今日の保険部会を支えて来たと言っても過言では御座いません。
保険に対する使命感を持ち、直向な努力の歴史が保険業界を牽引する優秀な人材を輩出してき
た証となっております。
まさに、今年のスローガンである「知行合一」知識を行動に落とし込んだ結果の賜物であると思い
ます。その精神を絶やす事無く、保険部会の永続的な発展に繋げなければなりません。
他の団体には無い圧倒的に若い青年会議所のメンバーの保険部会だからこそ多くの学びを
私は得る事が出来ました。
青年会議所は、「明るい豊かな社会を築き上げよう」と云う命題の下、全国各地のメンバーが、
地域を良くしよう、日本の未来を良くしようと活動・運動して参りました。
その中で部会とは、一体何なのか、どういった組織なのでしょうか。
全国各地から保険に携わるメンバーが一堂を会し、そこでのご縁や知識や経験を私は学ぶ事が
出来ます。自分自身の成長を律し、社員の成長を願い、自分の会社の未来をしっかりと描いて
いく事のヒントになります。その事が、アプローチは違えども、「明るい豊かな社会を築く事」の
小さな第一歩になっているのではないでしょうか。私はそう信じてやみません。
全国695LOMには多くの保険に携わるメンバーがたくさんいます。是非、皆様のお力で
保険部会に連れきて下さい。保険について熱く語る事ができる保険部会が本当に大好きです。
保険部会に入って本当に良かったって言われる部会を伴に作りましょう。
周年行事を9月7日に開催致します。現役メンバー50人に拡大する事をここにお誓い申し上げ
させて頂きます。現役メンバー並びに先輩諸兄のお力が本当に必要で御座います。

結びとなりますが、本日ご臨席賜りました皆様の社業の御発展と先輩諸兄から受け継がれた
思いを伝え、思いを繋げ、保険部会が45周年50周年と今後とも継続的な発展・拡大する事をご祈念致しまして、今後とも宜しくお願い申し上げます。2019年を良き1年に致しましょう。