部会長所信(2020)

未来を動かす
~保険業界のより良い未来の創造~


昨今、日本に関わらず、世界は今までにないスピードで移り変わり、今までの常識はすぐに過去のものとなってしまいます。もちろん保険業界においても、節税保険に対する規制の強化や、かんぽ不正販売問題、自然災害の更なる増加、P2P保険などインシュアテック企業の動きなど、今までと異なる環境へと日々変化しております。しかし、日本の保険市場は、低金利環境が続く中でも、まだまだ世界屈指の収益性、規模を誇っており、消費者の保険の加入率は世界でも最高の部類に入ります。世界から見れば、日本の市場は未だ良好なトレンドであるにも関わらず、移り変わる状況に翻弄され、中国など近隣諸国に後れを取り、旧態依然たる現状を憂いているのではないでしょうか。
ですが、猛スピード移り変わる今の状況こそ、またとないチャンスであり、今までとは違う顧客との関わり、新たなニーズへの対応を考えることで、新たなサービス、価値を創造し、最大限の価値を提供できるのではないでしょうか。我々は日本青年会議所保険部会メンバーとして保険業界に携わる者としても、このチャンスをどう生かしていくかをみんなで考え、共有し、まずは自分たちが行動を起こすことで、よりよい未来を創造していく義務があると考えます。

私は、静岡県磐田市にて昨年保険代理店を開業し、経営しております。開業して1年と少し保険業界に身を置くのも5年目と皆様と比較すると経験、知識としては圧倒的に不足しております。保険部会に入会したことで多くを学ばせていただいておりますが、部会長としては力不足ではないかと、不安しかないという心情です。ですが、経験が少ない自分だからこそ今までの常識にとらわれない、過去の正解とらわれない、新たな価値を創造していくきっかけ活動が起こせる一年になればと思っております。

本年度保険部会のスローガンとして、未来を動かす~保険業界のより良い未来の創造~とさせていただきました。先にも述べたように、移り変わる環境の中で顧客に価値を提供し続けるためには、環境変化をチャンスとして捉え、新たな価値を創造する。そんな事が実現出来るメンバーが多くいる保険部会だからこそ、保険業界の未来を動かしていけると信じております。
そのためには、みんなで学び、議論し、発信し、行動していく。これを新たに入会してくれたメンバー、既存メンバー共に巻き込み、例会などの活動を通じて行っていくことで、保険部会をさらに魅力的にさらに意味のある団体にしていける。そうすれば自ずとメンバーの拡大へも繋がっていきます。そして、活動の幅を広げていくことでメンバーそれぞれが学びを深め、それを地域にも還元する。「保険を通じて明るい豊かな社会の実現へ」も繋げていけるのではと思います。

最後に歴代部会長をはじめとする特別会員の皆様、そして現役会員の皆様のおかげで昨年無事40周年を迎える事が出来ました。誠にありがとうございました。そして、41年目から50周年、60周年へこれからも思いをつなげ、永続的な保険部会の発展の一助になる、保険部会から未来を動かす一歩となる、一年間にすることをここにお誓い申し上げ、部会長所信とさせていただきます。今年一年間どうぞよろしくお願い致します。